溶接の講習 学科編
今日は技術勉強として
アーク溶接の外部講習の学科を受講してきた.
テキストに基づいてアーク溶接の基礎知識や法令,機器の解説などが
行われた.
結論から言って,講義の内容が頭に入りづらかった.
内容がカタカナ語を筆頭に専門用語が多かったことと
テキストをゆっくり読むだけの授業で大事なことは線を引くように指示している
ものの,テキスト以上の解説がほとんどなく,内容にまとまりがなかったと感じた.
ここで外部講習の在り方について意見したい自分もいるが
いったん今日の内容で得たことを少しまとめてみよう.
まず,今回の講習でならうアーク溶接というのは
溶接を3つの区分である融接,圧接,ろう接のうち融接にあたるものである.
母材とは別の金属を溶かして母材同士をくっつけることである.
そして感電事故が多くひどいときには死亡するぐらい深刻な事故もある.
初心者がアーク溶接をするときは溶接跡が細く,とぎれとぎれになりがちなので
ウィービングといった波うちながら溶接棒を動かすか,円をかきながら動かしていく必要がある.溶接はハンドマスクで見たときに火花の明かりを頼りに溶接棒がどれくらい溶けていて,溶接跡がどれくらい肉厚なのかを確認しないといけない.
ハンドマスクというのは溶接時のアーク(火花)が日焼けするぐらい強い紫外線を発しながらまぶしいくらいに輝くので,ハンドマスクを通して光を減少させなければならない.
文字ではセオリーを説明できても,実際にやるのは思ったより難しい.
明日からは実技に入る.
何度かやったことはあるものの頑張っていきたい.
こうして,ちょっとしたこともブログで発信して,
整理する習慣を身に着けたい.